警察庁の公表によれば、令和3年末における古物商の許可件数は前年比11.5％増となる44万874件となるのだそうです。
許可届出先となる公安委員会は各事業者につき1ヵ所で、個人を含めリユース業を営む事業者合計数の実態を表しているとされ、依然として新規参入が増加基調にあり、注目度の高い産業であるようですね。
2021年は昨年から続くコロナの影響を受け、買取店FCの古物市場参入や非対面取引の高まりから出張買取に注目が集まるなど、事業領域の拡大が相次いでおり、事業領域の見直しから百貨店各社のリユース事業参入も見受けられています。
ゴールドウインが定款変更を行い、定款変更に伴う新たな事業目的として、「古物営業法に基づく古物商」や「宿泊施設の設置運営ならびに賃貸借」のほかに「映画、コンサート、演劇、スポーツイベント等の企画、運営ならびにチケットの販売」を追加するようですし、ABCマートも古物営業を事業目的に追加しています。
また、古着の買取・販売を始めるクリーニング店も広がっており、円安が続いてく中、さらなる増加となりそうですね。
