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スズキの2018年度リサイクル実績

自動車メーカーのスズキが、自動車リサイクル法に基づき、2018年度(2018年4月~2019年3月)の特定再資源化物品(自動車シュレッダーダスト:ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表したのですが、2018年度の実績は、ASRの取引量は5万8134トン、取り扱った使用済み自動車は43万8378台となり、再資源化率は実績値97.7%、2015年度以降の法定基準値である70%を2008年度から継続して上回ったのだとか。 すごいですね。

スズキ
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エアバッグ類は、32万6038台から138万9826個を引取り、再資源化率は94.2%。 法定基準値85%を上回った。フロン類の回収量は9万2097kg、取り扱った使用済み自動車は40万2332台だったのだそうで、再資源化に要した費用は総額34億2233万円となったのですが、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は39億5899万円で、収支は5億3666万円の黒字となったのだそうですよ。

そもそも、自動車リサイクル法というのは、ゴミを減らし、資源を無駄遣いしないリサイクル型社会を作るために、クルマのリサイクルについてクルマの所有者、関連事業者、自動車メーカー・輸入業者の役割を定めた法律で、日本でも 1991年に再生資源の利用の促進に関する法律が施行され,自動車メーカーのリサイクルに関する取り組みが始まっています。