日本コカ･コーラが、リサイクルPET素材を応用した簡易フェイスシールド約11,000枚を製造し、公的団体を通じ全国の医療機関などへの寄贈を始めたのだそうです。
また、社内においても対人接触が必要な日常業務などでも活用するということで、とてもいい取り組みですよね。
今回のフェイスシールドは国内で回収された使用済みPETボトルをリサイクルした素材を使い、ウツミリサイクルシステムズの協力で実現したのだそうで、公共団体を通じた提供のみとなっており、個人の販売や医療機関への直接の提供などは行なわないのだそうです。
新型コロナウイルスの影響によって、リサイクルPET素材を活用した製品流通にも影響が出ているのだそうで、日本国内における資源循環リサイクルの停滞も危惧されており、リサイクルPETを使って製造するフェイスシールドによって、医療従事者や同社従業員の健康・安全管理をサポートすると同時に、プラスチック資源循環の側面からリサイクルPET素材の製品化における可能性も示していく狙いがあるのだとか。
コカ・コーラボトラーズジャパンは台湾の繊維大手・遠東新世紀とペットボトルの再利用で連携しており、海外企業と組み、廃プラスチックの削減を後押ししていくようですよ。
