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太陽光パネル、JFEエンジがリサイクルへ

JFEエンジニアリング太陽光パネルのリサイクル事業に参入するのだそうで、このほど実証実験を始め、2021年度の事業化を目指すようで、30年度に年間40万枚をリサイクルする規模に拡大する目標を立てています。

太陽光パネルは12年に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)をきっかけに普及し、今後、パネルの廃棄量が急増する見込みとなっており、成長が期待できるリサイクル事業を拡大していくのだとか。

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太陽光パネルのリサイクルは、JFEエンジ子会社のJ&T環境(横浜市)が手掛けるようで、これまでペットボトルや蛍光灯などの再生事業を主力としており、このほど、群馬県伊勢崎市にある同社の拠点にパネルリサイクルの設備を設置し、パネル枠やガラス、太陽電池などを分解し、それぞれを売却するようです。

「パネルの約70%を占めるガラスの処理に特徴がある」といい、粉砕ではなく、運搬や管理がしやすい大きさの破片状にすることで他社との違いを打ち出すとのことで、実験は来年1月まで。

太陽光パネルは多くが中国製で、様々な種類がある」のだそうで、ガラスを効率的に他の部品と分離させる方法や回収したガラスやアルミの効果的な活用法などを探り、21年度に事業化し、まずは年間5万枚のリサイクルを手掛けたい考えで、30年度には40万枚(8000トン)で6億円の売上高を目指します。