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中銀カプセルタワービル再利用

東銀座に「中銀カプセルタワービル」のカプセルを再活用したアートスペース「シャトル(SHUTL)」が10月7日にオープンされます。

シャトル(SHUTL)

〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)

これは、松竹が東銀座エリアを日本文化の発信拠点として発展させるべくスタートした「シャトル プロジェクト(SHUTLプロジェクト)」の一環となっていて、このプロジェクトを進めるうえで、かつて松竹と同じ中央区の銀座エリアにあった中銀カプセルタワービルのうち、現物の内装を保持した「オリジナル・カプセル」と内装を取り払った「スケルトン・カプセル」の2基を取得したものを公開するというもので、オープン後は、このカプセル2基を活用しながら美術や工芸作品の企画展示・販売をはじめ、映像上映などのイベントが予定されていて、伝統と現代の新しい接続方法を生み出す実験場として、伝統文化と現代カルチャーの融合、日本文化そのものの発展を目指していくのだそうです。

自主企画展示第1弾として、施設のコンセプト「未来のオーセンティック」を体現するシリーズ展示企画「伝統のメタボリズム」が10月13日から開催されるようです。

伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜

開催:2023年10月13日(金)~11月5日(日)

中銀カプセルタワービルは、建築家の黒川紀章が手掛けた集合住宅で、2本の主柱に140のカプセル型居住空間が入っていて、1972年に竣工され、老朽化の影響で惜しくも2022年に解体されました。