リサイクルショップ・古物商

誰かの役に立つものであるのならば、それは使われるべきもの。

不要なコートやセーターなど冬物衣料のリサイクルに

繊維製品の回収・再生の循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(ビオロジックループ)」を運営する株式会社BPLabと「プレミアム・アウトレット」を開発・運営する三菱地所・サイモン株式会社が、ふかや花園プレミアム・アウトレットを、使用済みの繊維製品を捨てずに回収し新たな資源に再生する循環型プラットフォームBIOLOGIC LOOPの回収拠点とし、11月23日(木・祝)~12月25日(月)の期間、衣料品回収キャンペーンを実施するのだとか。

BIOLOGIC LOOP

なんでも、ふかや花園プレミアム・アウトレットの施設内インフォメーションセンターにBIOLOGIC LOOPの回収ボックスを設置し、アウトレットを訪れるお客様から衣料品等を回収するのだすで、期間中、不要な衣料品をお持ち込み頂いた方に、当施設でのお買い物がお得に楽しめるクーポンシートを1枚プレゼント(お一人様1回限り)してくれるのだそうです。

本格的な寒さを迎える前の冬支度に、使わなくなったコートやセーターなど冬物衣料のリサイクルにもなるうえ、来場者が誰でも気軽に、不要な衣料品を廃棄せず循環させるアクションに参加できるというキャンペーンは、これを機に日本全国的に広がっていくといいですね。

もはや日本は、大量生産大量消費できるような裕福な国ではなくなっていますし、使えるものは大切に使い、リサイクルできるものはゴミとして処理しないような心持を持ちたいですね。

中銀カプセルタワービル再利用

東銀座に「中銀カプセルタワービル」のカプセルを再活用したアートスペース「シャトル(SHUTL)」が10月7日にオープンされます。

シャトル(SHUTL)

〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)

これは、松竹が東銀座エリアを日本文化の発信拠点として発展させるべくスタートした「シャトル プロジェクト(SHUTLプロジェクト)」の一環となっていて、このプロジェクトを進めるうえで、かつて松竹と同じ中央区の銀座エリアにあった中銀カプセルタワービルのうち、現物の内装を保持した「オリジナル・カプセル」と内装を取り払った「スケルトン・カプセル」の2基を取得したものを公開するというもので、オープン後は、このカプセル2基を活用しながら美術や工芸作品の企画展示・販売をはじめ、映像上映などのイベントが予定されていて、伝統と現代の新しい接続方法を生み出す実験場として、伝統文化と現代カルチャーの融合、日本文化そのものの発展を目指していくのだそうです。

自主企画展示第1弾として、施設のコンセプト「未来のオーセンティック」を体現するシリーズ展示企画「伝統のメタボリズム」が10月13日から開催されるようです。

伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜

開催:2023年10月13日(金)~11月5日(日)

中銀カプセルタワービルは、建築家の黒川紀章が手掛けた集合住宅で、2本の主柱に140のカプセル型居住空間が入っていて、1972年に竣工され、老朽化の影響で惜しくも2022年に解体されました。

インキ脱離用プライマー開発

ハリマ化成グループ株式会社が、プラスチックの循環型リサイクルに貢献する製品として、プラスチック基材から印刷層を容易に脱離させることができる「インキ脱離用プライマー」を開発。

インキ脱離用プライマー

プラスチックは、優れた素材として多くの分野で活用されているのですが、環境保全の観点から循環型リサイクルが求められていて、プラスチックをリサイクルする際、表面に印刷されたインキを除去することが求められ、新しく開発されたプライマーはそのインキの除去を容易にし、再生用途の可能性を広げるものなのだそうです。

プラスチック基材と印刷層の間にプライマーを塗工しておけば、リサイクル時にアルカリ水を用いることで、印刷層をスムーズに脱離でき、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリオレフィンなどのプラスチック基材に対する密着性が高く、塗工性に優れているようで、さらにインキとの密着性も高く、印刷層に含まれるインキ溶剤に対する耐溶剤性があるため、インキを変える必要が無く、従来の印刷方式ならではの発色や光沢を維持できるメリットがあるのだとか。

また、インキだけでなく、ハードコート、粘着層、離型層への対応が可能なため、様々な用途への展開が期待できまるようで、今後の発展に期待ですね!