アウトドアスポーツに適した機能的なウェアを販売しているパタゴニア（Patagonia）が、日本初開催となる「ウォーン・ウェア（Worn Wear）ツアー」を1月26日からスタートするのだそうです。
このWorn Wearというのは、「新品よりもずっといい」というキャッチコピーが掲げられていて、2013年、アメリカから始まった取り組みのようで、人々に愛用のウェアを修理して、少しでも長く使用してもらうという考え方を啓蒙するのだとか。
このアイディアはいいですね。 とかく日本では、まだまだ使えるようなウェアであっても、ファッションや流行などによって使用することをやめてしまうことが多いですからね。
さて、日本における記念すべき第1回目には、トラックで7カ所のスキー場を訪れ、破れやひっかき傷、破損したプルタブなどの補修方法をアドバイスしてくれるのだそうで、参加者自身の手でウェアをリペアしてもらうイベントを開催するのだとか。 これっていい企画ですよね。 しかも、その際に使用するリペアパッチや新しいプルタブは無料となっているようですし、スキー場にいる全ての来場者が参加可能となっているうえ、なんと太っ腹！パタゴニア以外の製品も対象となるのだとか。
この考え方は素晴らしいですね。 とかくこのようなイベントの場合、他社製品はお断りなんてことが多いのですが、自社製品だけでなく他社であっても、お断りされないなんて、素敵な考え方です。 これこそ、リサイクルですよね。
パタゴニアのローズ・マーカリオCEOは「私たちが製造する製品を減らせば、それだけ環境負荷が減ります。これは変わることのない事実です。Worn Wearは私たちと製品の繋がりを変え、人生を豊かにします。シンプルですが、強いメッセージです。自身のギアを長く使い、地球へのインパクト和らげるのです」とコメントされているようで、このような企業であれば、俄然応援したくなりますよね。
どうしても利益追求してしまいがちな現在で、地球環境のことを考え、未来の子供たちに美しい地球を手渡そうという動きは、とても素晴らしいと思います。
イベントスケジュール
- 1月26日（土）~27日（日） 12:00～17:00 パタゴニア 白馬／アウトレット
- 1月29日（火）~1月30日（水） 10:00～15:00 白馬岩岳スノーフィールド
- 2月2日（土）~2月3日（日） 10:00～15:00 鹿島槍スキー場（中央ゲレンデ）
- 2月5日（火）~2月6日（水） 10:00～15:00 白馬八方尾根スキー場（うさぎ平テラス）
- 2月9日（土）~2月10日（日） 9:00～14:00 白馬コルチナスキー場（JAPAN FREE RIDE OPEN）
- 2月23日（土）~2月24日（日） イベントの開催時間に準ずる 丸沼高原スキー場（19-20 GENTEMSTICK NEW MODEL DEMO TOUR）
- 3月2日（土）~3月3日（日） イベントの開催時間に準ずる 谷川岳天神平スキー場（TENJIN BANKED SLALOM）
- 3月23日（土）~3月24日（日） 9：30～15：00（予定）※変更の可能性あり高鷲スノーパーク（19-20 New Model TESTRIDE & BOOKING ／東海地区プロショップ合同試乗会）
