リサイクルショップ・古物商

誰かの役に立つものであるのならば、それは使われるべきもの。

海洋プラスチック問題対応協議会(JaIME)

日本化学工業協会などの化学業界5団体ga、海洋プラスチック問題に対応するための協議会「海洋プラスチック問題対応協議会(JaIME)」を設立し、約40の企業や団体が集まり、ストローの使用中止などで注目されるプラスチック問題について、アジアで日本のリサイクル技術の普及などに取り組むのだそうです。

近年、プラスチックごみの海洋流出や不法投棄が世界中で問題になっていて、海に流出したプラスチックが「マイクロプラスチック」と呼ばれる細かな粒となり、それらを魚介類やプランクトンがエサと間違って食べてしまうことによって、生態系への悪影響が問題視され始めています。

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これよりも以前にマクドナルドやスターバックスコーヒーなどの世界展開している企業が相次いで使い捨てのプラスチック製ストローの廃止を表明しており、「脱プラ製ストロー」の動きは加速しています。

とはいえ、じつのところ最も海を汚染しているプラスチックゴミは「タバコの吸い殻」だという話で、海洋投棄されるプラスチックゴミを重量別で見るとストローは2000トンに過ぎず、800万トンのうちの0.25%でしかないのだそうです。

現在、多くのタバコにはアセチルセルロースという種類のプラスチックからなるフィルターが取り付けられているのだそうですが、これらは分解するのに数十年を要するとされていて、タバコ自体毎年5.6兆本も作成されていて、なんとその吸い殻の約2/3が無責任に投棄されているのだとか。

まぁ、街中でもポイ捨てタバコする人間がいまだに存在していますからね。 マナーの悪い人が多いのであれば、世界全体で規制すべきだと思います。

ポイ捨てなんかをするから、喫煙者のイメージがどんどんと悪くなってしまい、肩身の狭い思いをする羽目になるわけで、喫煙者だからこそ地球環境にやさしいタバコの吸い方をするようにしなければなりませんよね。